ナンバーポータビリティ ― 2006年08月28日 12:53
ナンバーポータビリティが10月24日から始まる。携帯電話の番号持ち運び制度。番号はそのままで契約会社が変更できるようになる。今朝の読売(13版 7ページ 経済)にユーザーアンケートが載っている。変更したい/変更を検討するは、少数派で、全体の7割は現状のままとある。当然とみるか、意外ととらえるか。例えば、変更するとして、その理由ないし動機は?通信料金(通話+データ)が安い。端末の見栄え(デザイン)。テレビ機能(ワンセグ)。音楽関連サービス。なるほど、これでは決定的要因とは言い難い。なぜなら、番号は従来のままだとしても、メールアドレスは変わる(これを変えない仕組みにするにはおそらく管理センターのようなものを別個作る必要がでてくる)、累積したポイントが無効になる、解約手数料(旧)と加入料(新)が必要、といったことを“相殺しておつりがくる”魅力とは思えないからだ。
と、すれば、やはりカギを握るのは孫正義率いるボーダフォン(ソフト バンク)になるのか?パワーユーザーを力技で説き伏せるアイデア勝負となると見られるからだ。
それにしても、ケイタイを利用していて痛感するはずの「電話がつながらない」とか「メールの送受信がスムーズにいかない(ひどいときには丸1日もかかる)」といった現実を問題にするユーザーはごく少数、というのがミステリアスだ。つまりケイタイの意味、日常での位置を示唆しているようなところが興味をそそる。コミュニケーションツールとはいいながら、今のユーザーの少なからぬ部分は、コミュニケーションとは違った次元でケイタイにつながっていることを示していると受け取れるからである。
と、すれば、やはりカギを握るのは孫正義率いるボーダフォン(ソフト バンク)になるのか?パワーユーザーを力技で説き伏せるアイデア勝負となると見られるからだ。
それにしても、ケイタイを利用していて痛感するはずの「電話がつながらない」とか「メールの送受信がスムーズにいかない(ひどいときには丸1日もかかる)」といった現実を問題にするユーザーはごく少数、というのがミステリアスだ。つまりケイタイの意味、日常での位置を示唆しているようなところが興味をそそる。コミュニケーションツールとはいいながら、今のユーザーの少なからぬ部分は、コミュニケーションとは違った次元でケイタイにつながっていることを示していると受け取れるからである。
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