社説21本のサプライズ2007年05月03日 23:48

今日は憲法記念日。ちょうど1年前、メディアの憲法の扱いがあまりにもウスい ので、そのことをエントリーした。 で、今年はどうか?還暦を迎えた今年はどうだったか?朝日の朝刊を見ておどろいた。なんと 「日本国憲法は今日、満60年を迎えた」ではじまる社説が21本!題して「社説21提言・日本の新戦略」。 で、例えば8本目の「経済グローバル化」。これを読んでおどろいた。「自由な市場経済は強力で、ときに 暴走する」と言いつつも、基本的なスタンスはプロ新自由主義のそれ。

この連休はチョー多忙につき、 ゆっくり取り上げる時間がないが、いずれ21本に目を通したい・・。

それはともあれ、 憲法についての最新世論調査の結果を日経毎日が公開している。 これを読んでおどろいた。改憲派がまったく同じ51%の数字。日経は昨年よりも改憲派の比率が数ポイント 下がった。とはいえ過半を占める数字。おどろいたのは、毎日に載っている、改正賛成派の理由が「時代に合っていない」49%と 「一度も改正されていないから」28%という数字。衣裳をどれにするか、とおんなじノリというわけである。かの 「美しい国」を口の端にのせる某の「時代にそぐわない条文で典型的なものは9条だ」とちょうどみあう格好になっている。 おどろきの一日だった。