ちょっとだけ「ブログとは?」を考えた2007年05月29日 19:54

先日、ある友人とブログって何だろうね?ということになった。その友人は 近々ホームページとは別にブログを開こうと思っているという。でも、そのス タイルをどうするか、いまいち決めかねているのだというのである。いわゆる Web-Logの祖型ともいうべき日記型でいくのか。つまり、身近に起きた出来事を モチーフとして、“実”に走るか“虚”に走るかはともかく、生活日常が何らか の意味でsourceとなるスタイルでいくのか。つまりいまのブログの主流にのる のか。あるいは、自分の考えを表出するブログを目指すのか。ただし、その場合 でも、考えを表出する契機が、自分の体験やその類であれば最初のスタイルに 限りなく近づくし、第3者(Webや新聞やテレビや雑誌など)であれば、いわゆる 評論ものになる。

詩とか歌とか句とか曲(音つき)を載せるというのも もちろんある。新聞小説風に毎日つないでいくというのだって珍しいわけではな い。またいわゆる定点観測風にじっと目の前のものを画像として差し出すという、 うまくいけばうんと風情を感じさせるものもある。

こう見てくると、ブロ グって実に多様であることがあらためて分かる。実際にはこれらのすべてを混在 させるというのが多いのかもしれない。と、いうことで、実に凡庸な結論に落ち 着いた。「何でもあり」。近々、友人が実際にブログをはじめたとき、さてどんな顔をしたものを 見せてくれるのか、大いに期待しようと思う。