「流行語大賞」と「ヒット商品番付」2009年12月02日 22:00

流行語大賞が決まった。
年間大賞は「政権交代」
4年前の大賞が,
「小泉劇場」だったから,
誰もが想像していた通りである。
サプライズなし。
大賞決定直前に話題になったばかりの
「事業仕分け」が,
トップスリーに入った。
それだけインパクトがあったのか,
他には特に目立ったものがなかったからなのか。
とまれ,ムダ撲滅の“美名”のもと,
「ビジネスの理」が,
モンスターにならぬよう願いたいものである。

『日経MJ』も恒例の
「2009年ヒット商品番付」
を載せている。
東の横綱が「エコカー」。
西は「激安ジーンズ」。

以下,「フリー」(ノンアルコールビール),
「LED」(発光ダイオード),
「規格外野菜」,
「餃子の王将」,
「下取り」,
「ツイッター」(超短文ブログ?)と続く。

いずれも流行語大賞と同様,
「脱ダム」ならぬ「脱ムダ志向」,
「縮み志向」といえばよいか。
経済不況を,
ただ反映しただけで,
ひねりも工夫も一切なし。
マンネリがきいてあきれる,
きょうこのごろ。