PCの“引越し”完了2010年05月01日 22:57

PCの“引っ越しをようやく終えた。
マシンを手にしてからちょうど1週間。
結構疲れた。
初めての64ビット。
OSもはじめてならば、それに対応する各アプリケーションも新しいバージョン。
プリンタやスキャナーも,64ビット対応ドライバソフトがなければダメのようだったが,
ごく最近供給を開始したとあった。偶然の幸運。
ハード,ソフトともに勝手が違って梃摺りの連続。
ここ8年,同じOSを使ってきた。
こんなことはかつてないexperienceだった。
だから「今浦島」状態に直面することになったのである。
勤務先のサーバにはあっさりとつながった。
が、講義のスライドをアップするリモートアクセスはアウト。
ググったり,担当部署にきいてようやくなんとかクリア。
メールソフトは,バージョンアップするのをやめ,
フリーウェアにチェンジ。
とまれ“引っ越し”は,手間ひまのかかる難事業とあらためて痛感した次第。

そういえば先日,ソニーが,フロッピーディスクの生産・販売を一切辞める,の報道があった。
1990年代にはデータの記録媒体として
一世を風靡したFD。
しかし今世紀に入って急速に後進のメディアに
その座を奪われた。
そしていま姿を消す。
使わなくなったFDだったが,
これからは使いたくとも使えなくなる。
90年代半ばまでに書き留めた「あのすばらしい文章」(*^.^*)は,
もう歴史の屑カゴに入ったのである。
なんともあやういIT社会ではある。
“紙”というメディアのすごさをあらためて思うきょうこの頃・・。



毎日が「ツイッター新聞」創刊2010年05月08日 22:15

「毎日新聞が,ツイッター新聞創刊」
という記事が朝日新聞に出ていた。 
それによれば,
「ニュース価値を新聞社が判断することをやめ,
同社のニュースサイト『毎日jp』でアクセスの
多かったニュースや関連記事を1面や社会面の
トップで扱う」とのこと。
ようするに,
「読者がニュースだと感じたニュースを報じる」新聞が
現れるということらしい。
もちろん,ここで注目されるのは
「ニュース価値を新聞社が判断することをやめ」
るというくだりである。
ちなみに,こうした言い方をしているのは朝日だけのようだ。
言い換えれば,
毎日新聞のこの試みについて,
新聞社としての価値判断を入れて報じたのは朝日新聞だけ
と思われる。
毎日新聞としては,リアルペーパーに興味をもたない
若者をなんとかふりむかせたい一心での窮余の策らしいが,
ここまでやるか,の感は確かに否めない。
「ジャーナリズム」のプライドなどはどこへやら。
地上波テレビの番組が,
目もあてられないほど酷いことになった
のも「視聴率」という名の「アクセス」優先の結果であった。
それが今度は「新聞」へ,というわけである。
もっとも,
実質的には“体制にへつらい”,”大衆に阿る”傾向は
とうにあったというべきかもしれない。
「大新聞」の紙面づくりが,まるでケインズの“美人投票”
となってきたのであり,それに一層拍車がかかったと思えば
よいのかもしれない。
創刊される新聞紙名は「Mainichi RT」。
RTは,Twitterの「Re Tweet」(リツイート)からの
発想と「Real Time」「Read Tomorrow」「Reliable Text」などの
意味もこめたとのこと。
意味をこめたタームには「Rare Tactics」もあるという。
笑わせてくれるのである。
だって“窮余の策”と読めなくもないのだから・・Ach!



ここまで書く?2010年05月15日 16:26

「お殿様のおなりぃ!」
「へぇへぇ~」状態といえばよいのか。
はたまた「この紋所が目に入らぬか!?」
状態といった方がよいのか。

異常事態発生なのである。
何かといえば,新司法試験。
勤務先のキャンパスがその実施会場となった。
そこでこんな「おふれ」が至るところに張られた。
ここまで書くか?
ここまで書く必要があるのだろうか。
話をするな!靴音を立てるな!
聞くところによれば,普段授業をしている教室が
会場として召し上げられ,
代わりにあてがわれた教室は受講生を収容するほど
のキャパがなく,
だったら「休講!!」とした教員がいたそうな。
これは大正解というほかない。
それほどの異常,違和感。
こんな張り紙「四方に敷けん」と心得よ。
明日まで続く・・。


「時代を思ふ」けふこのころ2010年05月22日 21:25

先日,NHKのラジオのニュースで,
「なかいまこと」沖縄県知事と言っていた。
おもわず「えぇー」とさけびそうになった。
すぐ訂正されたが,
それにしても,と時代を思った。
でも知事のファーストネームが弘多であり,
それが「ひろかず」と知っている人は存外
少ないのでは,と思ったら,
少々複雑な気がしてきた。

新入生も入学して2ケ月弱。
今週は新聞記事を読んでもらった。
「オピニオン・リーダー」というタームが出てきた。
どういう意味かと尋ねる学生がいた。
説明を与えた上で,
例えばどんな人を思い浮かべるかと訊いた。
そうしたら間髪いれずに「M・・もんた!」
という学生がいた。
おもわず「ぎゃぁー」と
仰け反りそうになった。
でも,
彼はTBSのNEWS23のキャスター候補として話題に
なったのを思いだした。
あらためて時代を思ったことだった。