百年という時間2010年12月24日 20:48

間もなく2011年を迎える。
百年前は1911年である。
「今日は帝劇,明日は三越」
がキャッチーなフレーズとなり,
「高等遊民」が“新語大賞”(?)を獲得した。
「映画」では(怪盗)ジゴマが,
空前の大ヒットをとばしたともいわれる。

他方,1月には
幸徳秋水など12名が処刑された
「大逆事件」があり,
8月に特高(特別高等警察)が設けられた。

すなわち
European way of lifeが,
一世を風靡していたのである。
それゆえ,
「社会主義」や「キリスト教」が
青年をひきつけていた
のは想像に難くない・・。

本日はクリスマス・イブ。
次のような記事が目にとまった。
「クリスマス ,36.3%が興味なし」
日本人の3人に1人は,
「クリスマス?」「別にぃ」
というのである。
形としてのクリスマス,
情趣としてのクリスマス
も神通力を喪失した・・。

百年という時間が経過し,
「社会主義」も「キリスト教」も
遠景となってしまったのだろうか。

どうやら今年は「ホワイト・クリスマス」・・。




コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://g-village.asablo.jp/blog/2010/12/24/5605833/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。