ユニクロにきょうだい誕生 ― 2006年10月13日 22:20
今朝の『日経MJ』によると、ユニクロを展開するファーストリテイリングが、ユニクロより低価格帯の新“ブランド”を
きょうスタートさせた(
Webはこちら)。ブランド名のG.U.(ジーユー)も、「自由」からと安手路線であることからも想像されるように、特徴
の1つが、ユニクロと
比べ価格帯が3割ほど安いこと。生地が中国製で、しかも汎用品だから安い。つまり他の衣料品メーカーでも購入できる生地を使う。
また、ジーユーは、多品種少量を徹底するという。ひたすら流行を意識し、最短2週間での入れ替えをめざす(ユニクロの入れ替えは最短
でも1カ月)。要するに“売り切れ御免”を前面にだす。開発予定の品種は今年の秋冬ものだけでも800(ユニクロは最大に見積もって
も500)。総店舗の50%が直営店、残り50%がダイエー店内への出店。
最も注目すべき点は、ジーユーが卸を通 さず直接メーカーに発注するスタイル(製造小売)は採用しないこと。ここがユニクロと決定的に違う点だ。ジーユーがおおざっぱなコンセプトを提示し、それを基にアパレル卸がデザインを考え、素材と工場を共同(アパレル卸&ジーユー)で選定する。もちろん、完成した製品はアパレル卸がジーユーに販売する形をとる。モード追求→多品種開発→アイデアの源泉は外部に依存という図式。アイデアの枯渇を避けるとすれば、早晩ネットワーク(Web)をフルに活用することになるだろうから、ネットワーク時代の新しいアパレルモデルが出現するのでは、という意味でちょっとした見ものと言って良いのかもしれない。本日開店したのは、南行徳店と横須賀店の2つ。
最も注目すべき点は、ジーユーが卸を通 さず直接メーカーに発注するスタイル(製造小売)は採用しないこと。ここがユニクロと決定的に違う点だ。ジーユーがおおざっぱなコンセプトを提示し、それを基にアパレル卸がデザインを考え、素材と工場を共同(アパレル卸&ジーユー)で選定する。もちろん、完成した製品はアパレル卸がジーユーに販売する形をとる。モード追求→多品種開発→アイデアの源泉は外部に依存という図式。アイデアの枯渇を避けるとすれば、早晩ネットワーク(Web)をフルに活用することになるだろうから、ネットワーク時代の新しいアパレルモデルが出現するのでは、という意味でちょっとした見ものと言って良いのかもしれない。本日開店したのは、南行徳店と横須賀店の2つ。
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