ビール出荷量、過去最低とか2007年07月12日 20:37

ビール(類)離れが顕著だとか。Asahi.comによれば出荷量が、過去最低となったとある。07年上半期(1-6月)のビール関連飲料の出荷量が、1992年に始まった現行の統計で過去最低を記録した。今年はビールにとって比較的天気にも恵まれ、しかも新商品が次々に市場化されたということがあったにもかかわらずそうだったようだ。朝日新聞は、これについて例えば焼酎に人気が移ったというようなことではなく、そもそも若者の間に酒離れが進行していると説く。

確かに、若者が酒全般を敬遠し始めたといえるのかはともかく、少なくとも学生がビールにそっぽをむく、というのはもうしばらく前からの傾向だ。「とりあえずビール」を拒むものも少なくない。多くは飲むとすれば、サワー系、カクテル系に流れる。“夏休みの間、ビールを飲んだ。それはちょうどプール一杯分・・”というようなことを書いた村上春樹の世界はすでに昔のことになった。ビールは小説の小道具としてはもうはやらない。 おそらく今の若者にはホップの苦さは受け入れ難いに違いない。サワー系の甘さがお気に入りだということなのだろう。

ここ1週間。このブログの更新ができなかった。ついにいわゆる老人介護問題をかかえることになってパソコンに向かうのが断続的になったからである。夜通し付き添い、昼になれば教室に向かう仕事がまつ。パソコンはもっぱらスタンドアローン・マシンと化した。まだ夏季休暇には間があるこの時期、実に激動の10日間を体験した。さすがに数日前から介護ビジネスに頼るという選択肢を受け入れ、目の前の困難はやや遠のいた。しかし根本的な困難はむしろその深刻さを増して迫ってくる。おりしも『エコノミスト』の最新号は「介護崩壊」.。医療(現場)も崩壊し、ビジネスのターゲットとなった介護も然り。

夜が明けてつかの間の眠りをとるために飲むビール。苦い。たしかにさわやかな苦さとはいえないわな・・。

本日、参院選の公示。

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