サラ川、今年は?2007年02月07日 19:48

毎年、この時期に発表になる「サラリーマン川柳コンクール」 。今年で20年目だとか。 いつものことだが家族ネタ、というか配偶者ネタが圧倒的に多い。健康ないしエージング ネタも目立っている。配偶者(妻)が日常的にどれだけの存在感を示しているかが一目瞭然。 健康や高齢化に対してセンシティヴになっているのはほほえましいというべきかもしれない が、元をただせば「過剰富裕化」という現代の特徴がそのまんま出ているということなのだろう。 それに対して、崩れつつあるサラリーマン共同体や雇用構造の変容ををシニカルに表現するという、 「サラ川」だったらこのくらいは、と期待するようなものはごく少数。

その数少ないものは、といえば・・。

「無理するな」 本心だったら 休暇くれ
やっと出た 年金さえも この格差
この景気 回って来ないぞ 給与には
残業代 欲しくはないです 帰らして
妻・子・俺 格差社会は 我が家にも

いまひとつの句ばっかりだ。それはともかく、ちょっと面白かったのは、つまり なんとなく身につまされたのは、
ポイントを 貯めたいばかりに 無駄使い (*^.^*)