日本―クロアチア戦のテレビ視聴率 ― 2006年06月19日 19:36
日本―クロアチア戦のテレビ視聴率が公表(ビデオリサーチ社)された。
関東で52.7%。数字は、番組平均世帯視聴率。単純に言えば、世帯のほぼ半分が「W杯の試合」を視聴していたということになる。ともあれ、3月のWBCにおける、王ジャパンVSカストロキューバの試合の視聴率43.4%を10ポイント近く上回ったことになる。いまどきにしては凄い数字だ。
そういえば昨夜、東京からもどる際、高架を走る新幹線から俯瞰した仙台の目抜き通りにはタクシー以外のクルマはほとんど走っていなかった。時間はちょうど試合の前半終了間際。駅から自宅までのタクシーから見えた風景も、まったく閑散としていた。百万都市の22時半過ぎとは思えなかった。途中、いくつかのコンビニや夜間営業の書店の前を通ったが、これも通常と違って客はほとんど入っていなかった。全く異常な光景。
3月のWBCの時に 「瞬間視聴率56%をどう読む? 」をエントリーして、「私主義」「個」に分解された「私」であることが現在を映し出すモードにほかならず、しかし自己の存在証明(アイデンティティ)を明確にしようとすると結局同一のものに帰着してしまう「あやうさ」を指摘したが、その傾向が今回もあらわれたということなのだろう。「テレビ観戦」という「同一のもの」が、日本代表への肩入れを通じて大きな物語へと転じていく「あやうさ」という面もあるか・・な。
そういえば昨夜、東京からもどる際、高架を走る新幹線から俯瞰した仙台の目抜き通りにはタクシー以外のクルマはほとんど走っていなかった。時間はちょうど試合の前半終了間際。駅から自宅までのタクシーから見えた風景も、まったく閑散としていた。百万都市の22時半過ぎとは思えなかった。途中、いくつかのコンビニや夜間営業の書店の前を通ったが、これも通常と違って客はほとんど入っていなかった。全く異常な光景。
3月のWBCの時に 「瞬間視聴率56%をどう読む? 」をエントリーして、「私主義」「個」に分解された「私」であることが現在を映し出すモードにほかならず、しかし自己の存在証明(アイデンティティ)を明確にしようとすると結局同一のものに帰着してしまう「あやうさ」を指摘したが、その傾向が今回もあらわれたということなのだろう。「テレビ観戦」という「同一のもの」が、日本代表への肩入れを通じて大きな物語へと転じていく「あやうさ」という面もあるか・・な。
最近のコメント