“飲みホーダイ”のイデオロギー2006年08月13日 23:56

いわゆる飲みホーダイとか定額バイキングというのにどうしてもなじめない。立食パーティも気後れして結局ほとん何も口にしないままというのが珍しくない。

今日、3月に卒業した旧ゼミ生が集まるという案内・連絡を受けたので出席した。ちょっと用事があり1時間ほど遅れての参加。会は、飲みホーダイを前提に盛り上がっていた。加わる際、試みに「あと1時間しかないわけだから、フリーの立寄りの客として飲み物と酒肴を頼みたい」と店員に言ってみた。あっさり断られた。「飲みホーダイの客とそうじゃない客との混在は認めていない」と。「そんなことはジョーシキで考えろ」と店員の顔には出ていた。

果たしてそうだろうか?飲みホーダイと逐次注文スタイルは並存不可なのだろうか。いささか煩瑣な計算等が必要になるだろうが、何も問題はないはずと思うが、どうだろう。飲みホーダイは参加者の全員が一斉に同じ条件で加わることのみを想定しているとしたらそれはあまりにも稚拙な対応というべきではないか。限定された飲み物、水で割ったかと思われるビール、創作料理と称する油を多用した味わって食したいとは思えない食べ物。「求めるものは安さだろう?質は問うな!文句を聞き容れるマニュアルは用意していない。それがどうかした?、文句ある?」の世界。できれば飲みホーダイではなく皆で飲み、皆で楽しく味わいたいと思うものの、学生(参加者)も人数が多くなれば、当方の負担だけではままならないのが厳しい現実、ということになる・・。