《架空と現実》―ムイシュキン

埴谷雄高の，『死霊』の構想メモが見つかったとのこと。昨夜，就寝する際に偶然，iチャネル（ドコモの待ち受け画面に流れる，自動更新のニュース）で知った。マジ，二重の意味でびっくりした。「えっ！構想メモなんてあったの？」と「えっ！これがケイタイの待ち受け画面に流れるようなニュースなの？」と。

それはともあれ，6日発売の『群像』（11月号）にメモの全文が載るというから待つことにしよう。しばらく中断したのち，1995年に9章が出た。その最後に「《死霊》了」とあった。果たしてあの時「ウッソー！」と感じたことが解けるような資料なのか・・。