学生による学生のためのジョイントゼミ2006年12月03日 23:03

昨日、三つの大学に所属するゼミが合同でジョイントゼミを開いた。年に2回の試みは 11回目を迎えた。今回の統一テーマは「NHK民営化の是非を問う」。市場か政府か、 の議論のほかに電波という公共の概念とも関わる問題。さらに報道の自由、政治からの「中立」の問題などもからむ。いまどきの学生にはどう取り組んだらよいのかがにわかには見えてこない難問、これが学生たちを襲った。

収穫はあった。NHKの民営化について是か非か、と二者択一な いし二項対立的図式でとらえることの無意味さを参加者が自覚した点。

刺客に ねらわれた離党組の復党問題が騒がれているおり、昨年の「郵政民営化、賛成か、反対か」という単純な想定がはらむナンセンスに「われにかえった」学生が約30名弱?。 学生の学生によるジョイントゼミが機能した、ということなのだろう。