認知症の本と“チェ・ゲバラ伝”2007年08月19日 22:51

アマゾンから認知症に関する本を購入した。つい1週間前のことである。この本の購入実績を基に、これまでの購入履歴を参照しつつ、きょうアマゾンから「おすすめ商品」のメールが届いた。Half Seriousというのは、こういうことなのだろうと思った。日本語ではいえば“面白半分”。そのHalf Seriousな、いわゆるカスタマイゼーションというべきおすすめリストを挙げてみる。

認知症の介護のために知っておきたい大切なこと―パーソンセンタードケア入門
認知症とは何か (岩波新書)
サービス・マーケティング原理
認知症介護--介護困難症状別ベストケア50
ヤバい経済学 [増補改訂版]
チェ・ゲバラ伝
認知症の人とともに―認知症の自我心理学入門
若年認知症とは何か 「隠す」認知症から「共に生きる」認知症へ

『ヤバい経済学』というのは、どうもヤバい世界と表裏一体をなしているのが現実の経済社会、というのをえぐった書のようだが、なぜ「認知症」と表裏一体なのかは読んでいないから不明。

『チェ・ゲバラ伝』は、かつて購入したDVDに由来すると思われる。「革命家」ゲバラを生みだすきっかけとなった若き日の南米旅行を描いた映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」がそれである。南米旅行をともにしたゲバラの親友アルベルト・グラナードが実際に映画の最後に出演している。80歳を超えたアルベルト・グラナードの存在感とでもいえばいいか。

そうえいば、今朝の日経に「ゲバラ没後40年」の小さな企画記事が出ている。「左傾化の進む中南米で根強い共感が広がっている」という。あの衝撃的1967年から40年か・・。7月17日にはサックス奏者ジョン・コルトレーンが急逝し、10月8日には羽田闘争(佐藤訪ベト阻止闘争)で京大生山崎博昭が殺された。ゲバラがボリビアで処刑されたのが翌9日(10月9日)だった。