悪態語&囃し言葉2007年08月27日 23:14

今朝の朝日の「疑問解決・モンジロー」。悪態語・囃し言葉を取り上げている。読者から、子どもの頃、喧嘩した際に「でーぶ、でーぶ百貫でぶ」「おまえの母ちゃんデーベソ」などなどと悪態をつきあったが、その由来を調べて欲しいというのをうけたもの。結論は、「由来はわかりません」。

この記事でも指摘されているが、昨今は子どもたちの間で、悪態語、囃し言葉、悪口をいいあうというのが消えた。「おたんこなす」「唐変木」「ひょうろくだま」「へちゃむくれ」などかつてはいっぱいあったし、それをいかにタイミングよくぶつけるかがセンスの見せ所だった。それがいま、飛び交うことがなくなった。と、いうよりも、そもそも、けんか・反目するようなシチュエーションのなかで子どもが同一空間に集まるというのが消えた。こどもまでつるまなくなった。だから定型の悪態語をつかって仲間関係を確かめ、形成するという日常もどこかへいってしまったということなのだろう。あくまでもベースは「個」となった。子どもまでも。

それにしても、「でーぶでーぶ百貫でーぶ」のあとになぜ「お前の母ちゃん“出ーべそ”」と続くのだろうか。“でべそ”は何のメタファーなのだろう?

でべそというのは自宅で出産、産婆さんが取り上げるというのの象徴だった・・。とすればいま産院があやうい。と、いうことは何十年後かに「お前の母ちゃん“出ーべそ”」が復活ってか?

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