「空過」?なんのこっちゃ・・2006年06月12日 10:35

プロ野球、セ・パ交流戦の話。昨日の千葉マリンスタジアム。ロッテVSジャイアンツ戦で、李スンヨプの“ホームラン”が幻の2ランになったという。その理由が、一塁走者(小関)による3塁の踏み忘れ。これを「空過」というらしい。アピールプレーでこの「空過」が成立した。

ここで感心させられたのが、ロッテの3塁手、今江のプロ意識。すまし顔で「ランナーがベースを踏んだかどうかの基礎はいつもしているし、基本中の基本」といったとか。打球がフェンスを越えてホームランと確認された時点で、フツーだと、そのあとは、ホームラン走者が「空過」を犯さないかはチェックするかも知れないが、先行して塁上にいたランナーがベースを踏まないかも知れない、などと観察眼をとばすなどとはつゆおもわないのではなかろうか。まったくの素人判断ではあるが・・。とまれ、野球では確かにプロフェッショナルがまだいた!といえそうだ。そういえば今江はWBCでも活躍した・・。

サッカーでは、プロと高校生の試合が意味を持つ?2006年05月24日 22:39

本日の東京からの帰りの新幹線。朝日新聞ニュースのテロップが流れた。W杯ドイツ大会日本代表が、福島楢葉町の高校生と練習試合。22-0で圧勝し、国内最終合宿を終えた、と。 (Yahooのスポーツニュースはこちら)。ニュース速報として流すようなことなのか。サッカーというスポーツは、プロ中のプロが高校生相手に試合をして意味を持つのか。謎だらけのニュースだった。野球やその他のスポーツでは、プロのチームがたとえ調整であっても高校生を相手に試合をすることはないのではないか。22点もとった「快感」を晴れの舞台での「高揚」へと転じようというのも、プロの行為とはみなしがたい。従来の感覚、常識では解けないという点で、なるほどサッカーは「Post Modern」的な性格を持っていると、20年ほど前ならいったのだろう・・。