テーマ多すぎ、記事として絞れず2006年03月05日 11:10

昨日は記事に取り上げたい問題が多すぎて1つ,2つに絞れなかった。7年10カ月ぶりに上昇した消費者物価指数、これと連動することになるだろう「量的金融緩和解除」問題。政府・与党は、「景気回復」をことさら強調するのに、「解除」に対しては依然否定的なスタンスを取っている意味は何?。「“大人ニート”増加」も考えたい問題だった。若年ニート、若年フリーターが減少する一方で「歳(とし)のニート、フリーター」が割合を高めているという現象。ある階層世代がそのまま持ち上がっているということなのか。また厚生労働省が発表した「団塊ジュニア世代(71~74年生まれ)」の女性のほぼ半数が未出産という統計も、直感的になにか「他意」があるような気がする。それから「春闘復活」にも注目したい。企業業績の回復を賃上げに結び付けられず、連敗更新中でまるで”楽天イーグルス”の先輩格のようだった労働組合(IMF・JC=金属労協)が26年ぶりに総決起集会を開いて「やる気をみせている」という。駒大苫小牧のセンバツ辞退も、社会のなりたちの観点から考えると案外侮れない問題を提起しているように思う。それからIP電話(インターネットプロトコルをベースとする電話)の利用数=電話番号数が1000万を突破したというのも見逃せない。明らかにクリティカル・マス(臨界質量)を超えたと見られるし、そうだとすれば今後ヨリいっそう急速に普及し、電話というコミュニケーション・メディアが大きく変わるだろう、等等、それぞれ追究したい問題だ。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://g-village.asablo.jp/blog/2006/03/05/278139/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。